NY為替:米住宅価格指数の伸び鈍化などでドル弱含み

通貨
2024年8月28日 6時57分

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円60銭から143円92銭まで下落し、143円96銭で引けた。米住宅価格指数の伸び鈍化や製造業関連指標が弱くドル売りが優勢となった。8月消費者信頼感指数が予想外に上昇したため一時ドル売りが後退したが、2年債入札結果が好調、さらに公定歩合議事録で2地区連銀が利下げを支持したことが明らかになると長期金利が伸び悩みドル売りが再度加速した。

ユーロ・ドルは1.1150ドルへ下落後、1.1191ドルまで上昇し、1.1185ドルで引けた。ドイツの第2四半期国内総生産(GDP)がさえない結果となったことから、ユーロ売りが優勢となったのち、ドル売りが強まった。ユーロ・円は、161円37銭から160円88銭まで下落。ポンド・ドルは1.3204ドルから1.3266ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8461フランから0.8409フランまで下落した。

《MK》

提供:フィスコ

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