DyDoが3日ぶり反落、25年1月期最終増益計画も国内飲料事業は減益見通し
ダイドーグループホールディングス<2590>が3日ぶりに反落した。27日の取引終了後、25年1月期第2四半期累計(1~7月)の連結決算発表にあわせ、未定としていた通期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比12.5%増の2400億円、経常利益は同16.5%減の26億円、最終利益は同10.8%増の49億円を見込む。投資有価証券の売却に伴う利益の計上で最終増益の計画を示したが、主力の国内飲料事業は減収減益の見通しとなっており、物足りなさを意識した投資家の売りが株価の重荷となったようだ。1~7月期の売上高は前年同期比15.6%増の1175億7800万円、最終利益は同2.1倍の49億500万円だった。同社はトルコ子会社での為替およびインフレの影響が不透明だとし、通期の業績予想についていったん未定としていた。