エヌビディア決算待ちで商い閑散/後場の投資戦略
日経平均;38199.52;-89.10
TOPIX;2678.53;-2.27
[後場の投資戦略]
午前中、氷見野良三日本銀行副総裁は、金融経済懇談会にて、「円安が修正された影響としては、輸入物価を通じた物価上振れリスクがその分小さくなり、ひいては、家計消費の先行きにもプラスに働きうる」と述べ「円高がインバウンド需要に、株安が高級品消費に影響することも考えられる」と指摘した。午後に記者会見を控えていることで、為替が上下に反応する可能性はあるが、午前中の発言内容に留まれば、後場の東京市場も凪相場となりそうだ。様子見姿勢が強いことから、日経平均は前日終値水準での小動きが続くと考える。
《AK》