東京為替:ドル・円は底堅い、144円台に持ち直し

通貨
2024年8月28日 12時12分

28日午前の東京市場でドル・円は底堅い値動き。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測の継続でドル売りが先行し、143円68銭まで値を下げる場面もあった。ただ、ドルは値ごろ感による買戻しが強まり、正午にかけて144円半ばに持ち直した。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円68銭から144円49銭、ユーロ・円は160円70銭から161円36銭、ユーロ・ドルは1.1170ドルから1.1185ドル。

【要人発言】

・氷見野日銀副総裁

「経済・物価目標達成の方向なら、金融緩和の度合いを調整していくのが基本方針」

「金融資本市場は引き続き不安定、当面は極めて高い緊張感持って注視」

「市場とコミュニケーションとり適切に政策運営」

「中立金利の精緻化続けるが、実際の経済・物価で道筋探る」

「多角的レビュー、年内めどにとりまとめ結果を公表したい」

【経済指標】

・豪・7月消費者物価指数:前年比+3.5%(予想:+3.4%、6月:+3.8%)

《TY》

提供:フィスコ

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