ピクスタは後場カイ気配、機械学習用画像・動画データの受注額が約3.3倍に増加
ピクスタ<3416>は後場カイ気配スタートとなっている。正午ごろ、運営する写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」において、23年下期(7~12月)と24年上期(1月~6月)の各半年間の比較で、機械学習用の画像・動画データの受注額が約3.3倍に増加したと発表しており、好材料視されている。
24年上期は特に受注件数が増加しており、背景には画像認識AIを用いたさまざまな製品・サービスの発展と権利意識の高まりがあるという。特に、初めてAI開発に取り組む企業や初めて開発用データを調達する企業からの需要が多く、学習データの質・量ともに効率良く調達したい企業からの問い合わせが増加しているという。また、オープンデータでは質・量ともに収集が困難な日本人画像・日本の風景画像などのデータを最も多く保有するデータライセンス・エージェンシーとしての信頼が、国内市場で画像認識AIを用いたサービスや製品を展開したい企業のニーズと合致したとみている。