日プロ Research Memo(8):財務の健全性は極めて高い

特集
2024年8月28日 15時08分

■日本プロセス<9651>の業績動向

3. 財務の状況

財務面で見ると、2024年5月期末時点の資産合計は2023年5月期末比491百万円増加して12,803百万円となった。主に現金及び預金が424百万円増加、投資有価証券が107百万円増加した。負債合計は112百万円増加して2,346百万円となった。主に未払法人税等が45百万円増加、賞与引当金が65百万円増加した。純資産合計は378百万円増加して10,456百万円となった。主に利益剰余金が382百万円増加した。この結果、自己資本比率は0.2ポイント低下して81.7%となった。キャッシュ・フローの状況を含めて特に懸念点は見当たらず、自己資本比率は極めて高い水準を維持している。同社は無借金経営で内部留保も潤沢である。今後は潤沢な内部留保の有効活用が課題となるが、財務の健全性は極めて高いと弊社では評価している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《HN》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.