スーパー・マイクロが大幅安 24年度の年次報告書の提出延期=米国株個別
(NY時間09:45)(日本時間22:45)
スーパー・マイクロ<SMCI> 448.64(-99.00 -18.08%)
スーパー・マイクロ<SMCI>に売りが強まっている。取引開始直前に、同社が24年度の米証券取引委員会(SEC)への年次報告書の提出を延期すると伝わった。
同社は、24年度(6月30日終了)の年次報告書(フォーム10K)を米証券取引委員会(SEC)に適時に提出できないとの見通しを示した。8月30日に提出遅延通知(フォーム12b-25)を提出する予定だとしている。
前日は、空売りで知られるヒンデンブルグ・リサーチ社が同社株を空売りしていると公表し、株価も下落していた。ヒンデンブルグは同社に対する調査で、明白な会計上の危険サイン、未公表の関連当事者間取引の証拠、制裁と輸出管理の失敗、そして顧客問題が明らかになったと指摘していた。
同社株はAI関連の人気銘柄の1つなだけに動向が注目される。
【企業概要】
エンタープライズデータセンター・クラウドコンピューティング・人工知能・5Gなど幅広い市場向けに、アップリケ―ションに最適化されたストレージシステムを提供する。また、顧客がコンピューティングインフラをインストール・アップグレード・保守できるように、サポートとサービスも行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース