ボックスが決算受け上昇 日本と公共部門が好調=米国株個別
(NY時間10:16)(日本時間23:16)
ボックス<BOX> 31.37(+2.55 +8.85%)
クラウドコンテンツ管理を手掛けるボックス<BOX>が上昇。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、ビリング(未収請求を考慮した売上高)も10%の増収となり、予想も上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しを上方修正している。
アナリストは「特に日本と公共部門における好調なブッキングに牽引された」と指摘したほか、「次期上位スイートプランの提供開始で成長加速の可能性が高まると期待している」とも述べた。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.44ドル(予想:0.41ドル)
・売上高:2.70億ドル 3.3%増(予想:2.69億ドル)
・ビリング:2.56億ドル 10%増(予想:2.42億ドル)
・繰延収益:4.84億ドル 6.2%増(予想:4.79億ドル)
・FCF:3270万ドル(予想:2390万ドル)
・履行義務残:12.7億ドル
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.41~0.42ドル(予想:0.39ドル) ・売上高:2.74~2.76億ドル(予想:2.71億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.64~1.66ドル(従来:1.54~1.58ドル)(予想:1.62ドル)
・売上高:10.9億ドル(従来:10.8億ドル)
【企業概要】
米国内外において、企業・政府・NPO向けにクラウドコンテンツ管理プラットフォームを提供する。コンテンツを安全に管理し、場所・デバイスを問わず容易にコンテンツへのアクセスと共有を可能とする。データ保護・セキュリティ・コンプラ機能を実装し法律規制の要件・社内ポリシー等に準拠が可能になる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース