NY外為:ドル・円145円台、円軟調、日銀の追加利上げに慎重姿勢

通貨
2024年8月28日 23時45分

NY外為市場で円は日銀副総裁発言を受けて軟調推移が続いた。日銀が7月金融政策決定会合で追加利上げを決定後、市場が一時不安定となったことを受け、永見野副総裁は市場動向を極めて高い緊張感を持って注視していくというのがまずやるべき最初の仕事と考えていると指摘。現状において市場安定を重視する姿勢を示した。植田総裁は23日の国会閉会中審査で市場の不安定を極めて高い緊張感で注視していくとしつつ、経済・物価が日銀の見通しに沿って推移すれば利上げを進める姿勢を改めて表明した。

ドル・円は145円04銭まで上昇。ユーロ・円は160円45銭から161円21銭まで上昇し、底堅く推移した。ポンド・円は190円60銭から191円45銭まで上昇し、日中高値を更新。

《KY》

提供:フィスコ

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