NY外為:ドル買い再開、米5年債入札低調
米財務省は700億ドル規模の5年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは3.645%。テイルはプラス0.3ベーシスポイント(BPs)。応札倍率は2.41倍と過去6回入札平均の2.38倍を上回り、需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は70.5%、過去6回入札平均の66.8%を上回った。
テイルが冴えず低調な入札結果に、米国債相場は続落。10年債利回りは3.84%まで上昇した。ドル買いが再開し、ドル・円は144円40銭付近から144円79銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1140ドルから1.1112ドルへじり安推移した。ポンド・ドルは1.3231ドルから1.3174ドルまで下落した。
《KY》