伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月29日記)
日経平均株価は昨晩のNYダウが下げた流れを映して、本日の寄り付き値は下放れて始まる公算です。
8月19日以降、上値、下値を切り上げる動きを経過してきましたが、本日の価格が8月26日の安値3万7825円を割れると、上値、下値を切り下げるパターンを作り、これまでの強気の流れが変化したことを示唆します。
本日、3万7825円を割れると、8月23日の高値3万8424円が戻り高値となって、現在が下値を試す流れへ入っている可能性が出てきます。
現在が上昇の流れを継続中なら本日は3万7825円前後で下値を支えられて、3万8424円以上へ上昇する動きになる公算です。
⇒⇒ 株探プレミアムで「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日午前中)をお読みいただけます!
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
株探ニュース