２９日の米株式市場の概況、エヌビディア下落もＮＹダウ反発し最高値
２９日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比２４３．６３ドル高の４万１３３５．０５ドルと反発し、最高値を更新した。米国の４～６月期実質国内総生産（ＧＤＰ）が速報値から上方改定されたほか、週間新規失業保険申請件数は前週比で小幅ながら減少した。米景気に対する悲観的な見方を後退させる形となり、全体相場を支援した。前日の引け後に決算を発表したエヌビディア<NVDA>は大幅安となった。
ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やハネウェル・インターナショナル<HON>、シェブロン<CVX>が買われ、ビザ<V>が堅調推移。ベスト・バイ<BBY>が大幅高となった。半面、ホーム・デポ<HD>とベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が冴えない展開。ダラー・ジェネラル<DG>が急落した。
ナスダック総合株価指数は３９．５９６ポイント安の１万７５１６．４３１と続落した。アルファベット<GOOG>とアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が軟調。オクタ<OKTA>が大幅安となった。一方、アップル<AAPL>が高く、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>がしっかり。アファーム・ホールディングス<AFRM>とニュータニックス<NTNX>が急伸した。
