今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ可能性

通貨
2024年8月30日 8時52分

29日のドル・円は、東京市場では144円22銭から144円86銭まで反発。欧米市場では144円45銭から145円55銭まで上昇し、144円99銭で取引終了。本日30日のドル・円は主に145円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の下げ渋りを受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

米商務省が8月29日に発表した4-6月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率+3.0%と、速報値の+2.8%から上方改定された。個人消費の伸びは+2.9%と、速報値+2.3%から上方改定された。ただ、個人所得は速報値から40億ドル下方改定された。市場参加者の間からは「個人消費は予想以上に堅調であり、今年後半にかけて米国経済が大幅に減速する可能性は低下した」との声が聞かれている。ただ、今後の雇用情勢については楽観視できない部分があるため、米長期金利は4%手前で上げ渋る状態が続くとみられる。

《NH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.