【市場反応】米8月ミシガン大消費者信頼感指数確報値/シカゴPMI、ドル買い後退
米8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は67.9と、速報値67.8から上方修正され7月の66.4から上昇した。予想は下回った。同指数の1年期待インフレ率確報値は2.8%と、予想外に速報値2.9%から下方修正。連邦準備制度理事会(FRB)が特にインフレ期待として注目している同指数の期待インフレ率確報値は3.0%と、速報値から修正なし。
事前に発表された米8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は46.1と、6月45.3から低下予想に反し上昇。
米8月ミシガン大学消費者信頼感指数や1年期待インフレ率確報値が予想を下回り米国債相場は反発。10年債利回りは3.88%まで上昇後、3.85%まで低下する荒い展開となった。ドル・円は145円75銭まで上昇後、145円44銭へ反落。ユーロ・ドルは1.1088ドルから1.1054ドルまで反落後、1.1070ドルまで戻した。ポンド・ドルは1.3187ドルから1.3130ドルへ下落後、1.3147ドルで下げ止まった。
【経済指標】
・米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:67.9(予想:68.0、速報値:67.8)
・米・8月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.8%(速報値:2.9%)
・米・8月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.0%(速報値:3.0%)
・米・8月シカゴ購買部協会景気指数:46.1(予想:44.8、6月:45.3)
《KY》