ファンペップが大幅反落、抗IgE抗体誘導ペプチドに関する米国特許成立を発表も反応限定的
ファンペップ<4881>が大幅反落している。8月30日の取引終了後、抗IgE抗体誘導ペプチドに関する特許が米国において成立したと発表したが、これを好材料視する動きは限定的で、直近の急上昇に対する利益確定の動きが優勢となっている。
同特許は、同社独自の機能性ペプチド「AJP001」と標的タンパク質IgEのエピトープ(抗体等が認識する短いペプチド)により構成されるペプチドワクチン(抗IgE抗体誘導ペプチド)を広く保護する特許。同社では、同件による業績への影響はないものの、同社の抗IgE抗体誘導ペプチド「FPP004X」の開発プロジェクトをサポートするとしている。