<マ-ケット日報> 2024年9月2日

市況
2024年9月2日 16時36分

9月最初の取引となる本日の市場は日経平均が続伸。終値は前日比53円高の3万8700円だった。前週末の米株高と円安進行が追い風となって、日経平均は寄り付きから3万9000円の大台に乗せるなど400円を超える上げ幅を示現した。一方、買い一巡後は高値警戒感や目先の大台達成感などから利食い売りに押され上げ幅を縮小。今晩の米国市場が休場で明日が材料不足となることも様子見要因となり後場には一時マイナス圏も。終盤には持ち直して下値の強さは見せている。

前週末の米国市場は景気への楽観的な見方が広がりダウ平均が続伸。連日で史上最高値を更新した。朝発表の7月の米個人消費支出物価指数は前月比で0.2%上昇と事前予想と一致。コア指数の方は事前予想をやや下回り、景気下支えのための9月の利下げを後押しする結果となった。これは景気の急減速を示唆するものでもなく市場に好意的に受け止められている。米国市場は2日がレーバーデーの祝日で休場。3連休を前に持ち高調整の売りも出て一時は伸び悩む場面があった。

さて、東京市場は良好な外部環境に後押しされて日経平均は7月31日以来の高値水準まで一時回復。7月~8月の下げ幅のおよそ7割程度まで埋めてきた。また、テクニカル的には75日移動平均線(3万8646円)を明確に超えて、移動平均線では現在値より上に位置するものはなくなった。またひとつ上昇トレンド回復を示す指標が増えている。(ストック・データバンク 編集部)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.