カルナバイオは大幅高、BTK阻害剤のフェーズ1b試験で用量拡大パート開始を決定
カルナバイオサイエンス<4572>は大幅高。同社は2日の取引終了後、血液がんを対象疾患として開発を進める次世代型BTK阻害剤AS-1763について、フェーズ1b試験での用量拡大パートの開始が決まったと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。同試験を構成する用量漸増パートの現時点までの途中経過において、高い安全性と忍容性、治療効果の期待できる十分な血中薬物濃度と高い全奏効率を確認できたため、治験責任医師の合意のもと、用量拡大パートへ移行することとなった。速やかに患者エントリーを行い、安全性や有効性などを評価したうえで、フェーズ2試験の推奨用量を決定する計画という。