サイフューズが反発、東京都中小企業振興公社の「令和6年度新製品・新技術開発助成事業」に採択
サイフューズ<4892>が反発している。2日の取引終了後、3D細胞製品のラインアップ拡充に向けた新デバイス開発が、東京都中小企業振興公社の公募事業「令和6年度新製品・新技術開発助成事業」に採択されたと発表しており、好材料視されている。
採択された「難治性線維化疾患評価に適した革新的三次元間質組織FCD」は、人体内の様々な臓器で発症する臓器線維症という病態に着目し、高機能な3D細胞製品を突発性肺線維症のような難病に対する新薬開発に活用することを目的に取り組みを実施する。なお、同件による業績への影響は、補助事業終了後の確定検査により最終的な補助金の金額(上限1500万円)が確定した際、26年12月期決算に反映させる予定としている。