外為サマリー:147円10銭台に上昇、日経平均上昇でドル買いも
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円12銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=162円72銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。
前日は米国がレーバーデーの祝日だったこともあり、値動きに欠ける展開で146円80銭台を中心とする一進一退が続いた。ただ、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ観測が後退するなか、この日の東京市場では午前9時30分過ぎに147円台に乗せドル高・円安が進行している。日経平均株価が上昇していることもドル買い・円売り要因となった。今晩は米8月ISM製造業景況感指数の発表が予定されており、米経済指標を注視する展開が続いている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1060ドル前後と同0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。