このあと8月のISM製造業景気指数 前回からは上昇も縮小領域は変わらず
*ISM製造業景気指数(8月)23:00
予想 47.5 前回 46.8
このあと日本時間23時に8月のISM製造業景気指数が発表される。予想コンセンサスは47.5とネガティブ・サプライズとなった前回からは上昇が見込まれている。しかし、今回も50を下回る縮小領域での推移が予想されている点は変わらない。
参考指標である地区連銀の製造業景気指数は3つの地区で悪化し、1つは横ばい、1つが緩やかなペースでの拡大だった。ただ、低下のペースは鈍化している可能性はある。在庫が大幅な縮小傾向にあり、過去14カ月のうち1カ月を除いて新規受注が在庫を上回り生産活動を支える要因となっている。しかし、その新規受注自体が依然低迷しているのも事実。
雇用指数も引き続き大幅な縮小傾向が続くことが予想されている。地区連銀の雇用指数の大半が8月は低下し、そのすべてが縮小を示していた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース