エネルギー株の下げ目立つ 原油相場が一時70ドル付近まで急落 リビアの原油生産の再開への期待=米国株個別
(NY時間15:32)(日本時間04:32)
エクソンモービル<XOM> 115.74(-2.21 -1.87%)
シェブロン<CVX> 145.00(-2.95 -1.99%)
SLB<SLB> 42.42(-1.58 -3.58%)
オキシデンタル<OXY> 55.47(-1.51 -2.65%)
マラソン・オイル<MRO> 27.72(-0.94 -3.26%)
ハリバートン<HAL> 29.92(-1.17 -3.76%)
本日はエネルギー株の下げが目立っている。リスク回避のほか、原油相場が一時70ドル付近まで急落したことがエネルギー株の下げを誘っている。政権が東西に分裂し権力闘争が続くリビアのカビール中銀総裁が問題を解決し原油生産の再開につながる合意が迫っているようだと語ったことが原油安に繋がっている。リビアの西部政府はカビール氏の更迭を決定し、これに反発した東部政府が原油生産を削減していた。
また週末に発表された一連の経済指標により、世界最大の原油輸入国である中国が今年の経済成長目標を達成するのが困難になるのではないかという懸念が高まったことも原油相場の下げに繋がっている。ここ数日中国への懸念はさらに強まっている状況。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース