3日の米株式市場の概況、626ドル安 米景気減速懸念でリスク選好姿勢後退

市況
2024年9月4日 8時16分

3日の米株式市場では、NYダウが前週末比626.15ドル安の4万0936.93ドルと3日ぶりに大幅反落した。8月の米ISM製造業景況感指数は、好不況の分かれ目となる50を5月連続で下回った。新規受注指数は悪化しており、米国景気の減速懸念が広がった。エヌビディア<NVDA>の株価が大幅安となったことも投資家心理を冷やした。

ボーイング<BA>とインテル<INTC>が大幅安。ゴールドマン・サックス・グループ<GS>とキャタピラー<CAT>、スリーエム<MMM>が売られたほか、USスチール<X>が下値を探った。半面、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>とプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が上昇。ユニティ・ソフトウェア<U>とサウスウエスト・エアラインズ<LUV>が堅調に推移し、セーブル・オフショア<SOC>が急伸した。

ナスダック総合株価指数は577.326ポイント安の1万7136.298と大幅反落した。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やマイクロン・テクノロジー<MU>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が急落。アルファベット<GOOG>やアップル<AAPL>、テスラ<TSLA>が水準を切り下げたほか、リカージョン・ファーマシューティカルズ<RXRX>が安い。一方、ペプシコ<PEP>やモンスター・ビバレッジ<MNST>がしっかり。アプライド・オプトエレクトロニクス<AAOI>が上伸した。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.