エヌビディア、プラスに転じる　弱い米求人件数にポジティブな反応＝米国株個別

（NY時間10:58）（日本時間23:58）

エヌビディア<NVDA>　109.62（+1.62　+1.50%）

エヌビディア<NVDA>がプラスに転じている。前日引け後に米司法省が同社が反トラスト法に違反した証拠を求め、同社や他の企業に文書提出命令状を送付したと伝わり、同社株は本日も売り先行で始まった。しかし、本日は他のＩＴ・ハイテク株に買い戻しが入る中で同社株もプラスに転じている。

取引開始後に７月の米求人件数が発表され予想を大きく下回る内容となった。米労働市場の減速を示す内容ではあるが、本日の米株式市場は景気の先行き警戒感は高まっておらず、逆にＦＲＢの利下げ期待がさらに強まっていることから、米株式市場はポジティブな反応を見せている。その流れの中で同社株にも買い戻しが入っているようだ。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース