JPモルガン 中国株の買い推奨を撤回、期待外れの支援策と米中貿易摩擦を理由に
JPモルガン 中国株の買い推奨を撤回、期待外れの支援策と米中貿易摩擦を理由に
米JPモルガンは、中国経済の不透明感の高まりと景気支援策の弱さに加え、米中貿易戦争リスクの高まりを理由に中国株の買い推奨を撤回、「オーバーウエイト」から「ニュートラル」に引き下げた。
トランプ氏が米大統領に返り咲いた場合、対中関税を60%に引き上げる方針で、その影響は最初の米中貿易戦争よりも大きくなる可能性があるとしている。また、中国当局による景気支援策は依然として期待外れだとしている。
中国8月の製造業PMIや住宅統計が低調だったほか、大手不動産・銀行の四半期決算も弱かったことから、景気減速懸念が高まり上海株はきのうまで3営業日続落し、7カ月ぶり安値をつけて取引を終えた。
