金は2500ドル台で保ち合い サンワード証券の陳氏(山崎みほ)
下記の通り修正します。
(誤)
(正)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『金は2500ドル台で保ち合い』と述べています。
続けて、『先週のNY金は2500ドル台で保ち合いだったが、週後半は上値の重い展開となった。週間では18.70ドル(0.73%)下落。一方、月間では54.60ドル(2.21%)上昇した』と伝えています。
次に、『パウエルFRB議長は23日、年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、政策を転換する「時が来た」と明言。9月のFOMCで利下げを決定する方針を明示した。4~6月期米実質GDP改定値は前期比3.0%増となり、速報値(2.8%増)から上方修正され、市場予想も上回ったことに加え、最新週の米新規失業保険申請も前週比2000件減の23万1000件と良好だった。米経済悪化への懸念が後退した』と伝えています。
続いて、『7月個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比2.5%上昇し、伸び率は前月から変わらず。価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は2.6%上昇で、伸び率は3カ月連続で同水準だった。伸びはいずれも市場予想を下回り、FRBが目標とする2%へ向けたインフレの落ち着きを裏付ける内容だった。市場では、FRBが9月の金融政策会合で0.25%の利下げを確実視する一方で、0.5%利下げ予想は幾分後退した。』と述べています。
また、『市場では、週末6日に発表される8月の米雇用統計から足元の雇用情勢の動向を確認し、9月会合での利下げ幅に関する新たな手掛かりを得たいとの思惑が強い。今週は雇用統計の他にも、8月米ISM米サービス業購買担当者景況指数(PMI)や7月米雇用動態調査(JOLTS)、8月ADP全米雇用報告などが発表される』と伝えています
そして、『金ETFが増加傾向を強めている。3日のSPDR・GOLD保有量は、862.74トンと、今年1月中旬の水準まで増加した』と述べています。
陳さんは、『サンフランシスコ連銀は3日公表したエコノミストリポートで、米国の住居費インフレは年末までに2%程度に落ち着くとの見通しを示した。インフレ鈍化はFRBの利下げ判断を後押しする材料になる』とし、『9月のFOMCでの利下げ幅は0.25%になりそうだ。金は0.5%下げを織り込んで上昇してきた分、目先は売りが出やすい。ただ、年内は3回の利下げが見込まれており、金の上昇基調が崩れることはないだろう』と考察しています。
NY金の予想レンジについては、『2500~2600ドル』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月4日付「金は2500ドル台で保ち合い」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
《CS》