NY外為:ドル買戻し、米8月ISM非製造業景況指数が予想外に改善
NY外為市場ではドルの買戻しが加速した。米国供給管理協会(ISM)が発表した8月非製造業景況指数やサービス業PMIが予想外に改善し、消費や景気が底堅い証拠となり、悲観的見解が後退。朝方発表された民間部門の雇用統計が予想を下回り大幅利下げ観測が強まりドル売りに拍車がかかった。
米10年債利回りは3.72%まで低下後、3.77%まで上昇する荒い展開となった。ドルも乱高下。ドル・円は142円85銭まで下落後、144円23銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1120ドルまで上昇後、1.1076ドルまで反落した。ポンド・ドルは1.3180ドルから1.3151ドルまで反落した。
《KY》