<マ-ケット日報> 2024年9月6日

市況
2024年9月6日 16時35分

6日の市場は日経平均が4日続落。終値は前日比265円安の3万6391円だった。直近3日間で2000円近く下げていたため日経平均は開始早々に240円高と反発したが、その後は1ドル=142円台まで入った円高が嫌気されて9時半過ぎにはマイナス圏へ。後場に入っても目立った買いが入らず今晩の米雇用統計を気にする向きも多いようだ。市場には半導体株、自動車株も見送られ柱となるものが見当たらない状態となっている。

昨日の米国市場は雇用関連指標の弱さを嫌気してダウ平均は反落した。この日発表された8月のADP全米雇用リポートで雇用者増が事前予想を下回ったことが響き景気懸念を織り込む売りが広がった。6日に発表される雇用統計も軟化を示すと連想され、ダウ平均の下げは一時450ドルに達する場面も。一方、これによって利下げ幅拡大の期待も出て売り一巡後は下げ幅を半分に縮小した。長期金利は1カ月ぶりの水準まで低下しナスダック指数は反発している。

さて、東京市場は米ハイテク株の反発もあって日経平均は一時プラスとなるものの、強含みに推移する円相場が重荷となって明確なリバウンド相場になかなか移行できない。きのう、今日と25日移動平均線(3万6947円)が上値抵抗線となっており短期トレンドの回復もすんなりとは行かない状況。ただ、下げが続いているため、今晩の米雇用統計次第では大きな戻りも来週には期待できる。(ストック・データバンク 編集部)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.