10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 35社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では302銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比20%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比20%以上増益、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる35社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは6日現在)
なお、8日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<8338> 筑波銀 24500 78.4 4400 0.21
<8550> 栃木銀 27200 39.3 5900 0.19
<5563> 新日本電工 28400 103 5000 0.55
<5269> 日コン 34200 24.9 2800 0.50
<1821> 三井住友建設 37500 27.2 8000 0.85
<8524> 北洋銀 40300 25.8 23400 0.38
<6262> ペガサス 49300 234 1710 0.39
<6742> 京三 49600 84.1 6000 0.66
<8897> ミラースHD 50700 23.2 16000 0.92
<8016> オンワード 53700 20.5 12200 0.88
<5957> 日東精 55400 23.5 3500 0.60
<5852> アーレスティ 59400 36.0 3500 0.27
<9405> 朝日放送HD 63800 218 2300 0.37
<6464> ツバキナカ 67700 4900 5650 0.41
<6306> 日工 68900 21.3 2600 0.80
<7955> クリナップ 72100 49.3 2700 0.46
<6471> 日精工 72530 27.8 33500 0.52
<6167> 冨士ダイス 75300 30.4 1150 0.74
<6118> アイダ 77800 61.3 5800 0.56
<3978> マクロミル 78000 24.3 5900 0.72
<7186> コンコルディ 81720 41.6 109000 0.75
<4548> 生化学 82100 169 4550 0.60
<7198> SBIアルヒ 83600 28.9 3000 0.89
<6140> 旭ダイヤ 84600 45.3 3500 0.69
<6445> ジャノメ 84900 36.1 2400 0.44
<7962> キングジム 85600 438 700 0.99
<7347> マーキュリア 86000 97.4 3000 0.93
<9474> ゼンリン 86000 79.6 3700 0.92
<8359> 八十二 86630 27.8 45000 0.38
<7820> ニホンフラ 90400 33.6 2550 0.64
<3863> 日本紙 91200 30.6 19000 0.22
<3105> 日清紡HD 92710 64.7 26000 0.54
<8585> オリコ 94700 24.1 20000 0.69
<3101> 東洋紡 98900 65.2 11500 0.44
<1860> 戸田建 99020 39.3 35500 0.85
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース