外為サマリー:142円70銭台に切り返す、GDP改定値の下方修正が円の重荷

通貨
2024年9月9日 10時23分

9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円70銭前後と前週末の午後5時時点に比べて20銭弱のドル高・円安となっている。

6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円30銭前後と前日に比べて1円15銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米8月雇用統計の発表直後にドルが買われる場面もあったが、米景気の減速懸念が広がるとともにドル売り・円買いが優勢となり、141円78銭と約1カ月ぶりのドル安・円高水準をつける場面があった。

この日の東京市場のドル円相場も軟調にスタートしたが、朝方に141円93銭をつけたあとは下げ渋る展開となっている。前週末のNY市場での安値が意識されるなか、下値の堅さが確認されると徐々にドル買い・円売りが流入。また、内閣府が発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から下方修正されたことが円の重荷となっているようで、午前9時20分過ぎには142円70銭台に切り返した。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1083ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=158円16銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.