東証33業種全面安で軟調な展開/後場の投資戦略
日経平均;35613.32;-778.15
TOPIX;2545.61;-51.81
[後場の投資戦略]
後場の東京市場は、売り手優位の状況が続きそうで、日経平均も軟調な展開を想定しておきたい。米国の弱めの雇用統計を受けて景気減速懸念が再燃しているほか、中国の景気減速懸念も重石となっている。中国で本日発表された物価指標では、8月の消費者物価指数(CPI)の伸びが加速する一方で、生産者物価指数(PPI)は引き続き下落した。アジア市況もさえない値動きで、為替の円高基調を受けて積極的に買い戻す動きは想定しにくく、後場の日経平均はマイナス圏での推移が継続しそうだ。
《AK》