9月9日のNY為替概況
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円69銭から142円66銭まで下落し、引けた。
7月卸売在庫改定値が予想外に下方修正されたほか、NY連銀の8月調査でインフレ期待が短中期で上昇も、長期では下落基調継続が示されまちまちの結果や今週発表予定の消費者物価指数(CPI)を控え、金利が伸び悩み連れてドル買いも後退した。
ユーロ・ドルは1.1034ドルまで下落後、1.1052ドルまで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)が今週開催する理事会での追加利下げを織り込むユーロ売りに上値が抑制された。
ユーロ・円は、158円67銭から157円48銭まで下落。日欧金利差縮小観測にユーロ売り・円買いが強まった。
ポンド・ドルは1.3068ドルへ下落後、1.3103ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8494フランから0.8470フランまで下落。
[経済指標]
・米・7月卸売在庫改定値:前月比+0.2%(予想:+0.3%、速報値:+0.3%)
・米・7月卸売売上高:前月比+1.1%(予想:+0.3%、速報値:-0.3%←-0.6%)
《KY》