オラクルが決算受け時間外で8%上昇 AI需要がクラウド事業の売上増に引き続き貢献=米国株個別

材料
2024年9月10日 6時11分

(NY時間17:10)(日本時間06:10)時間外

オラクル<ORCL> 152.10(+12.21 +8.73%)

オラクル<ORCL>が時間外で上昇。引け後に6-8月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。AIの需要が同社のクラウドコンピューティング事業の売上増に引き続き貢献していることを示している。カッツCEOは声明で「クラウドサービスがわれわれの最大の事業となったことで、営業利益と1株利益の成長が加速した」と述べた。

同社はまた、アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)のクラウド上で同社のデータベースを利用できるようにする新たな契約を発表。同様の契約はマイクロソフト<MSFT>やアルファベット<GOOG>傘下のグーグルとも以前に発表していた。アナリストは「AWSとの契約は現時点ではまだ大部分がオンプレミスである同社のデータベース事業にとって良いことだ」と評している。

また、残存履行義務は990億ドルで、カッツCEOはこの額が通年で増収増益を後押しするだろうとも述べていた。

(6-8月・第1四半期)

・1株利益(調整後):1.39ドル(予想:1.33ドル)

・売上高:133.1億ドル 6.9%増(予想:132.6億ドル)

クラウドインフラ(IaaS):22.0億ドル(予想:22.0億ドル)

クラウドアプリ(SaaS):35.0億ドル(予想:34.1億ドル)

クラウドサービスおよびライセンス:47.7億ドル 6.7%増(予想:47.5億ドル)

ハードウェア:6.55億ドル(予想:6.90億ドル)

サービス:12.6億ドル(予想:13.5億ドル)

・営業利益(調整後):57.1億ドル(予想:55.9億ドル)

・残存履行義務:990億ドル

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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