アピリッツが続急落、大型案件の納期遅延発生で25年1月期は一転最終減益の見通し
アピリッツ<4174>が続急落している。9日の取引終了後、25年1月期の連結業績予想の修正について発表。今期の最終利益予想を2億7000万円減額し、前期比58.8%減の1億5900万円に引き下げた。増益予想から一転して減益の計画となり、ネガティブ視されたようだ。
第2四半期累計期間(2~7月)のWebソリューション事業において、大型案件で納期遅延が発生し、案件の採算性が悪化した。上期の利益が計画に対し下振れして着地することとなったほか、不採算案件の発生を受けた体制の立て直しの影響や、期初に織り込んでいなかったM&A費用などを踏まえ、業績予想を見直した。オンラインゲーム事業とデジタル人材育成派遣事業は計画通りに推移しているとし、通期の売上高予想は据え置いている。