外為サマリー:143円40銭台で推移、上値では戻り売りに押される
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円46銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=158円25銭前後と同5銭程度のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前8時30分頃に143円20銭前後で推移していたが、その後、午前9時50分過ぎには143円40銭台へ上昇した。先週末6日の米8月雇用統計を経て大幅利下げ観測が後退しており、ドルは底堅く推移。きょうは国内の事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたるが、上値では戻り売りも出ている様子だ。相場は11日の米8月消費者物価指数(CPI)を意識する展開となっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1030ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。