東京株式(前引け)=小反発、売り買い交錯で方向感見えにくい地合い

市況
2024年9月10日 11時46分

10日前引けの日経平均株価は前営業日比28円47銭高の3万6244円22銭と小反発。前場のプライム市場の売買高概算は8億3887万株、売買代金概算は1兆8382億円。値上がり銘柄数は1017、対して値下がり銘柄数は560、変わらずは65銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は方向感の見えにくい地合いで、日経平均は前日終値近辺での上下動となり、マイナス圏で推移する場面もあった。前日の欧米株市場は総じて堅調で、NYダウは一時650ドルあまりの上昇でフシ目の4万1000ドル台を回復する場面もあった。外国為替市場でも足もとの円高が一服していることで、東京市場では輸出セクター中心に追い風が意識される局面にある。ただ、現地時間10日に米大統領選の候補者によるテレビ討論会が予定されるほか、11日には8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、積極的に上値を買う動きはみられない。相対的に大型株よりも中小型株を物色する動きが目立っている。

個別では東京エレクトロン<8035>が高く、ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが高く、ソニーグループ<6758>も堅調。リクルートホールディングス<6098>が上値追い。ビューティガレージ<3180>が値を飛ばし、アルトナー<2163>も大幅高。半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が軟調、第一三共<4568>は大幅安に売られた。ファーストリテイリング<9983>も冴えない。リズム<7769>が急落、コーセー<4922>などの下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.