米株式市場、予想外の大幅利下げなら円キャリの巻き戻しリスクにさらされる可能性=米国株

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2024年9月11日 2時18分

NY株式10日(NY時間13:17)(日本時間02:17)

ダウ平均   40631.12(-198.47 -0.49%)

ナスダック   16946.06(+61.46 +0.36%)

CME日経平均先物 35855(大証終比:-295 -0.82%)

USD/JPY 142.52 EUR/JPY 157.13

GBP/JPY 186.32 AUD/JPY 94.87

米大手証券のストラテジストはFRBが来週に予想外の大幅利下げに踏み切った場合、米株式市場は円キャリー取引のさらなる巻き戻しリスクにさらされる可能性があると指摘している。0.25%ポイントを超える利下げは円をサポートする公算が大きいと指摘。そのうえで、日本の金利上昇を踏まえ日本の投資家が米資産から手を引くインセンティブが高まり、世界市場を先月と同じように動揺させる可能性もあり得るという。

同ストラテジストは「引き続き円キャリー取引の巻き戻しが、水面下のリスク要因かもしれない。米国の短期金利が急速に低下すれば、円高がさらに進み、米国のリスク資産に不利な反応を引き起こす恐れがある」とコメントした。

FRBがもはや後れを取っていないと米国債市場が考え始めるか、成長データが大きく改善するか、追加刺激策が導入されるまでは株価は上昇しないと予想している。

ただ、市場では大幅利下げの可能性はほぼないとの確信が高まっている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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