東京為替:ドル・円は大幅安、午後は下げ一服

通貨
2024年9月11日 17時06分

11日の東京市場でドル・円は大幅安。早朝に142円47銭を付けた後、日銀副総裁の見解で今後の金融正常化に思惑が広がり円買い優勢で141円を割り込んだ。午後は下げ渋る場面もあったが、日経平均株価の下げ幅拡大による円買いで140円71銭まで下げた。

・ユーロ・円は157円01銭から155円50銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.1016ドルから1.1051ドルまで値を上げた。

・日経平均株価:始値36,029.90円、高値36,056.87円、安値35,253.43円、終値35,619.77円(前日比539.39円安)

・17時時点:ドル円141円40-50銭、ユーロ・円156円10-20銭

【経済指標】

・英・7月鉱工業生産:前月比-0.8%(予想:+0.3%、6月:+0.8%)

・英・7月貿易収支:-200.03億ポンド(予想:-180億ポンド、6月:-188.94億ポンド)

【要人発言】

・中川日銀審議委員

「金融市場の不安定さはしばらく続く。追加利上げ時期への回答は難しい」

「市場のボラティリティが高い時にはその背景の見極めが重要」

「現在の実質金利は極めて低い水準にある」

「先行き日銀の見通しが実現していくとすれば、緩和度合いの調整」

「緩和度合いの調整には、市場の変化の影響を丁寧に評価・判断」

「国債購入の減額計画は中間評価で必要なら修正ありうる」

・ハンター豪準備銀行総裁補

「見通しの不確実性はさらに高まっている」

「我々の予測は何らかの点で間違っている可能性もある」

《TY》

提供:フィスコ

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