デイブ＆バスターズが決算受け上昇　既存店売上高は減収も１株利益は予想上回る＝米国株個別

（NY時間10:38）（日本時間23:38）

デイブ＆バスターズ<PLAY>　30.25（+0.39　+1.31%）

レストランを含むエンターテインメント施設運営のデイブ＆バスターズ・エンターテイメント<PLAY>が上昇。一時３４．９１ドルまで上昇する場面も見られていた。前日引け後に５－７月期決算（第２四半期）を発表し、既存店売上高は減収となり、売上高も予想を下回ったものの、１株利益が予想を上回った点が好感されている。製品コスト比率も予想以下だった。

アナリストは「第２四半期における営業施策がマクロ経済の逆風を相殺し始めることを期待している」としている。同社は８月の既存店売上高の減収が若干緩んだことを報告しているが、販促策が年内を通じて継続されることで、それは更なる改善が見込まれるという。第３四半期の既存店売上高は５．０％減、第４四半期は３．０％減と減収は鈍化して行くと期待しているようだ。

（５－７月・第２四半期）

・既存店売上高：6.3％減

・１株利益：1.12ドル（予想：0.84ドル）

・売上高：5.57億ドル（予想：5.61億ドル）

・エンターテイメント：3.76億ドル（予想：3.72億ドル）

・飲食：1.81億ドル（予想：1.90億ドル）

・製品コスト比率：14.7％（予想：15.3％）

【企業概要】

北米で娯楽と食事を融合したインタラクティブなエンターテインメント施設を所有・運営する。ハンバーガーやステーキなどの食事やドリンクを提供する他、ゲームやスポーツ観戦を楽しむことができるコーナーを併設している。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース