NY外為:リスクオフ、円上昇、米国債利回りも低下に転じる
NY外為市場でリスク回避の円買いが強まった。米8月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に加速したため大幅利下げ観測が後退。米国株式相場は大幅下落し、ダウは700ドル近く下げた。CPIを受けて売られていた米国債相場もリスク回避の動きに反発。10年債利回りは3.685%へ上昇後、3.61%まで低下した。
ドル・円は142円54銭の高値から141円44銭まで反落。ユーロ・円は157円00銭まで上昇後、155円50銭へ反落した。ポンド・円は186円12銭から183円82銭まで下落し、1カ月ぶりの円高・ポンド安となった。
《KY》