NY外為:ドル伸び悩む、米10年債入札は良好
米財務省は390億ドル規模の10年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは3.648%。テイルはマイナス1.4ベーシスポイント(BPs)。6か月平均はプラス0.8BPsだった。応札倍率は2.64倍と過去6回入札平均の2.48倍を上回り、需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は76.1%、過去6回入札平均の66.7%を上回った。
良好な入札結果を受け米国債相場は売り買い交錯する中、10年債利回りは3.66%で伸び悩んだ。ドル・円は141円23銭まで下落後、142円18銭まで上昇し伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.1018ドルで下げ止まった。
《KY》