NY為替:米CPI受け大幅利下げ観測後退、ドルは強含み

通貨
2024年9月12日 7時06分

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円54銭へ上昇後、141円25銭まで反落し、142円43銭で引けた。米8月消費者物価(CPI)コア指数の予想外の加速を受け大幅利下げ観測が後退、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、株安に連れ安全資産の国債買いで金利低下に伴うドル売り、米国政府機関閉鎖懸念も浮上し、ドル売り材料となった。株式相場の回復に連れ、下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.1048ドルから1.1002ドルまで下落し、1.1015ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が今週開催する理事会で追加利下げを実施することを織り込むユーロ売りが継続。ユーロ・円は、156円96銭から155円46銭まで下落。日欧金利差縮小観測にユーロ売り・円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.3094ドルから1.3002ドルまで下落した。国内総生産(GDP)の伸びが予想外に鈍化したため、英中銀の年内の追加利下げ観測が強まり、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.8462フランから0.8530フランまで上昇。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.