<マ-ケット日報> 2024年9月12日

市況
2024年9月12日 16時30分

12日の市場は日経平均が8日ぶりに大幅反発。終値は前日比1213円高の3万6833円だった。1日で直近7日間の下げ幅(3081円)の1/3以上を戻している。前日の米株高や円高ストップなどを受けて朝から買い戻しが活発化。開始数分で上げ幅は1000円超に達していた。その後はややだれる場面があったものの、後場からは再度締め直され3%を超える上げで取引終了。米国で半導体やハイテク株が大きく上げたことが本日の大反発の主因となったようだ。

昨日の米国市場は消費者物価指数の発表を受けてダウ平均は結果的に反発した。この日発表された8月の消費者物価指数は前月比で小幅上昇だった。市場が一時期待していた9月の大幅利下げを呼び込む数値ではなかったようで、ダウ平均の下げ幅は一時700ドルに達していた。しかし、その後は景気の実体がそれほど悪くないとの見方も出て急速に買い戻され、ハイテク株への買いも入って午後には上昇に転じている。米大統領選の候補者討論会は材料とならなかったようだ。

さて、東京市場は日経平均が久々に反発して目先の底打ちを確認する1日に。昨日の安値から1600円近く戻し、月曜日の安値と合わせて下値3万5200円台は日足上で強めの支持ポイントとなった感がある。一方、上値には25日移動平均線(3万7255円)、200日移動平均線(3万7537円)があって、目先はそこが抵抗ゾーンとなるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.