東京為替:ドル・円は堅調、夕方にかけて高値を更新

通貨
2024年9月12日 17時04分

12日の東京市場でドル・円は堅調。米大幅利下げ観測の後退でドル買いが先行し、朝方の142円21銭から上昇基調に。その後は日銀の金融正常化への思惑から円買いに振れたが、日本株の一段高による円売りでドルは夕方に143円03銭まで上値を伸ばした。

・ユーロ・円は156円63銭から157円51銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.1006ドルから1.1023ドルまで値を上げた。

・日経平均株価:始値36,185.62円、高値36,902.21円、安値36,172.26円、終値36,833.27円(前日比1,213.50円高)

・17時時点:ドル円142円60-70銭、ユーロ・円157円00-10銭

【要人発言】

・田村日銀審議委員

「次の利上げは欧米と異なりゆっくりしたペースになる可能性」

「中立金利はかなりの幅をもってみる必要がある」

「経済・物価の反応をみながら中立水準を探っていく」

「中立金利は最低でも1%とみている」

「見通し実現の場合、政策金利は名目中立金利まで上昇の必要」

「段階的に短期金利を引き上げ、反応を確認しながら適切な水準を探る必要」

「物価の先行き、上振れリスクが膨らんできているのではと懸念」

【経済指標】

・日・7-9月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数:前期比+5.1(4-6月期:前期比+0.4)

・日・8月国内企業物価指数:前年比+2.5%(予想:+2.8%、7月:+3.0%)

《TY》

提供:フィスコ

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