IEA、世界の石油需要の伸び減速見込む 中国の需要鈍化で

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2024年9月12日 23時17分

国際エネルギー機関(IEA)がこの日公表した9月の月報で、中国の需要の伸びが急速に鈍化していることから、世界の石油消費量が減少し、2020年代末までに需要がピークに達するとの見通しを示した。

IEAは今年の世界の石油需要の増加幅は日量90.3万バレルとし、これまでの日量97万バレルから引き下げ、2カ月連続で下方修正した。来年については日量95.4万バレルと、ほぼ同水準に据え置いた。

総需要は24年が平均日量1.03億バレル、25年が1.04億バレルと予測している。

IEAによると、今年上半期の世界需要の伸びは減速を続け、日量80万バレル増と2020年以降で最低となった。主な要因は急速に減速している中国だと述べた。

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