本日注目すべき【好決算】銘柄 鎌倉新書、ラクスル、スマレジ (12日大引け後 発表分)

注目
2024年9月13日 7時01分

9月12日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

鎌倉新書 <6184> [東証P]  ★上期経常は15%増益で着地、未定だった今期配当は16円増配へ

◆25年1月期上期(2-7月)の連結経常利益は前年同期比14.6%増の3.7億円に伸びて着地。葬祭事業や官民協働事業を中心に成長し、2ケタ増収増益を達成した。

併せて、従来未定としていた期末一括配当は20円(前期は4円)実施する方針とした。中期経営計画(24年度~26年度)における株主還元方針を「配当性向100%または1株あたり20円のいずれか低い方」とすることを決定。

グッドコムA <3475> [東証P]  ★11-7月期(3Q累計)経常が75%増益で着地

◆24年10月期第3四半期累計(23年11月-24年7月)の連結経常利益は前年同期比75.4%増の24.4億円に拡大して着地。ホールセール部門で法人向けに投資用マンションの売却が進み、2.4倍の大幅増収を達成した。

併せて、発行済み株式数の3.12%にあたる90万株または7.6億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

JMHD <3539> [東証P]  ★今期経常は7%増で4期連続最高益、2円増配へ

◆24年7月期の連結経常利益は前の期比25.6%増の93.1億円に伸びて着地。続く25年7月期は前期比7.3%増の100億円と4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はスーパーマーケット11店舗、外食1店舗の新規出店を計画するほか、前期に出店した3店舗の業績貢献を見込む。スーパーマーケット事業は既存店売上高の前提を前期比0.4%に設定。

業績好調に伴い、前期の年間配当を40円→42円(前の期は40円)に増額し、今期も前期比2円増の44円に増配する方針とした。

併せて、発行済み株式数の5.25%にあたる140万株または42.7億円を上限に「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表。取得株は10月15日付ですべて消却する予定。

ラクスル <4384> [東証P]  ★今期経常は45%増で3期連続最高益、0.6円増配へ

◆24年7月期の連結経常利益は前の期比74.7%増の20.4億円に伸びて着地。続く25年7月期も前期比44.5%増の29.5億円(予想レンジ中値)に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は既存事業の継続的なユーザー拡大や新規連結した事業とのシナジー発揮による利益成長を見込む。

併せて、今期の年間配当は前期比0.6円増の2.3円に増配する方針とした。

スマレジ <4431> [東証G]  ★5-7月期(1Q)経常は46%増益で着地

◆25年4月期第1四半期(5-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比46.3%増の6億円に拡大して着地。テレビCM効果などでクラウド型POSレジ「スマレジ」の有料店舗数が増加したほか、キャッシュレス決済サービスも大幅に増加したことが寄与。

アルチザ <6778> [東証S]  ★今期経常は8.3倍増益へ

◆24年7月期の連結経常利益は前の期比89.6%減の4500万円に落ち込んだものの、続く25年7月期は前期比8.3倍の3億7400万円にV字回復する見通しとなった。今期は主力の5G向け計測器、FPGA搭載SmartNIC「Griffin」を中心とする新製品、ローカル5G向け製品などの販売を計画し、10.3%の増収を見込む。

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