マクビープラが続急伸、今期は実質増配計画で評価
Macbee Planet<7095>が続急伸している。12日の取引終了後、25年4月期第1四半期(5~7月)の連結決算の発表にあわせ、未定としていた年間配当予想を36円にすると開示した。前期の年間配当は株式分割を考慮したベースでは14円で、実質的に増配を見込む。これを材料視した買いが集まったようだ。
5~7月期の売上高は前年同期比26.1%増の115億6000万円、経常利益は同15.2%増の11億3600万円だった。マクビープラは取得総数65万株、取得総額16億5000万円を上限とする自社株買いの実施も発表。株主である創業者の小嶋雄介氏より、保有する同社株を有償および無償で提供するとの申し出があったことに伴い、株主価値の向上と将来的な有効利用を図るため取得に動く。有償での提供については今回の自社株買いで対応し、無償での提供分は取得総数に含まれず、寄付の形で提供されるという。
更に、同社は27年4月期に売上高700億円(25年4月期予想は480億円)、営業利益75億円(同45億~50億円)に伸ばすことを目標とする中期経営計画を公表した。