イムラが続伸、上期営業利益3.2%増と増益に転じる
イムラ<3955>が続伸している。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(2~7月)連結決算で、営業利益が10億2300万円(前年同期比3.2%増)となり、第1四半期の20.2%減益から増益に転じたことが好感されている。
主力製品の封筒需要は減少しているものの、マイナンバーや給付金関連の官公庁需要や東京都知事選などの選挙関連需要の下支えもあり、売上高は107億300万円(同2.9%減)の減収にとどまった。また、内製化推進による外注加工賃の抑制などに取り組んだことや人件費の低減などを図ったことが利益に貢献した。
なお、25年1月期通期業績予想は、売上高210億円(前期比0.6%増)、営業利益14億5000万円(同11.1%増)の従来見通しを据え置いている。