中国のeコマース銘柄が軟調 バイデン政権が貿易のループホール取締り措置を発表=米国株個別
(NY時間11:51)(日本時間00:51)
アリババ<BABA> 84.64(-0.85 -0.99%)
百度(バイドゥ)<BIDU> 83.60(-0.47 -0.56%)
JDドットコム<JD> 26.25(-0.40 -1.50%)
エッツィ<ETSY> 56.08(+4.34 +8.39%)
NY市場に上場している中国のeコマース銘柄が下落している。バイデン政権が中国の小売業者が米国に安価な商品を送るために利用している貿易のループホール(抜け道)を厳しく取り締まる措置を発表した。
ホワイトハウスはきょう、特に中国が設立したeコマースプラットフォームにおけるデミニマス免除の悪用が大幅に増加していることに対処するための措置を講じると発表した。
この動きは週初に100人以上の民主党議員がバイデン大統領にデミニマスルールの免除適用の範囲を狭めるよう行政権限を行使するよう促していた。バイデン政権は米通商法第301条および201条、ならびに通商拡大法第232条に基づく貿易執行措置の対象となる製品からデミニマス適格性の削除を試みている。
これに対してeコマースのエッツィ<ETSY>が上昇。同社の経営陣は今月の会議で、免税適用除外について「悪用を取り締まることに焦点を当てた規制は非常に適切と考えている」と述べていた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース