NY為替:FRBの大幅利下げ観測強まる、良好な製造業指標でドルは下げ止まる

通貨
2024年9月17日 6時30分

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は139円74銭から140円91銭まで上昇し、140円62銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げに踏み切るとの見方が強まりドル売りが加速した後、米9月NY連銀製造業景気指数が予想外にプラスに改善、ほぼ1年ぶり高水準となったためドルの買戻しが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1116ドルから1.1138ドルの狭いレンジでもみ合い、1.1131ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン理事が「緩和政策では、段階的なアプローチが適切」、スロバキア中央銀行のカジミール総裁が「ECB、12月まで追加利下げ待つことは、ほぼ確実」と、慎重な利下げ姿勢を表明し、ユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、155円51銭から156円67銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3188ドルから1.3218ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8435フランへ下落後、0.8459フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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