外為サマリー:140円60銭前後で推移、米大幅利下げ思惑でドル売り・円買い強まる
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=140円66銭前後と前週末13日午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=156円46銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、140円台半ばのドル安・円高水準で推移。17~18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に関しては、「利下げ幅は0.25%か0.5%か予断を許さない可能性がある」との報道が13日に流れ、それまでの0.25%利下げを有力視する見方が変わった。これを受け、米長期金利が低下。日米金利差縮小観測が強まり、東京市場が休場だった16日には一時139円50銭台まで円高が進む場面があった。この日は朝方の午前8時過ぎに141円20銭台までドルが上昇したが、午前10時に欠けては140円台半ばに再びドル安・円高が進んでいる。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1122ドル前後と同0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。